皆さん、こんにちは、ツッチーです。
本日は、皆さんお待ちかね内見の様子をお伝えしたいと思います。
最初に、内見に「持っていくと役立つアイテムを紹介」し、後半は「物件を見る際にチェックしている場所」を紹介しています。
それでは、見ていきましょう♪
内見に役立つアイテム紹介
下記にあげるアイテムは全て、内見時にツッチーは持参しています。
大きくてかさばる物も無く、軽いものばかりなので持っていく事に負担にはならないでしょう。
スリッパ
見学する建物内に入る時に使用します。
夏のシーズンになると素足の方も多くなります。素足の場合だと、用意してくれているスリッパが使えない可能性がありますので、サンダル履きで見学する際は、靴下持参だと安心です。

使い捨ての
100均のスリッパで大丈夫です!
懐中電灯
手元を照らすことができる懐中電灯があると便利です。
物件によっては電気がきていない場合もあるので用意しておきましょう。

スマホの機能にある
フラッシュライトでも代用できますよ♪
メジャー
道幅や玄関周りを測ったり、冷蔵庫や洗濯機の設置場所のスペースを事前に図る時などに使用します。メジャーは測る部分が薄い金属製の方が測りやすくておすすめです。

メジャーは
5mぐらい測れるものを用意しましょう
湿度計
湿度計は、自然が溢れている場所(山間地や近くに河川があるなど)にある住居を購入する場合、湿度が高い場合があります。
湿度計があれば計測することで、客観的に湿度が「高い」「低い」が、わかるので便利です。
カビやダニが生えやすい環境は、湿度60%以上であると考えられています。

適正湿度は
40%から60%以内と言われています
メモ帳
気が付いた事を書き込めるメモ帳は何でも良いので持参しましょう。
メジャーや湿度計を使って計測してもどこの物件のデータかがわからなければ意味がありません。
できれば、空き家バンクに掲載されている物件情報を印刷した用紙を持参すると良いでしょう。
特に間取り図に書き込めば、何かと後々便利になります。

あらかじめチェック項目も決めておけば
見落としもなくなるよ
スマホ
スマホは内見時、必ず持参しましょう。
あらかじめアプリを入れておけば、方位磁石の機能や水平器の機能を使うことができます。

スマホは1台で何役もこなす
忘れてはいけない便利なアイテムです!
以上、内見に持っていくと便利なアイテムを紹介させて頂きました。ぜひ活用していただければと思います。
内見で私が確認していたこと
ここでは、ツッチーが実際に内見をする際に、見ているポイントを紹介しています。どれも目視で確認できる事なので、個々の目で見ていきましょう。

ここではクロスの破れや汚れなど
DIYレベルで修繕できるのであれば、気にしなくても大丈夫です。
そのあたりは個々の懐状況によりますね(笑)
擁壁

最初の物件は、建物の裏手に擁壁がある物件でした。
建物ばかりを見て、結構、見落としてしまう擁壁。では、擁壁がある物件の注意すべきポイントを紹介したいと思います。
注意すべきポイント
①擁壁は劣化する
擁壁は屋外にあるため、時間の経過とともに劣化します。特に空き家バンクの物件を購入する際には、擁壁の状態を確認することが重要です。 新しい擁壁を建てても、壁にひび割れの跡や亀裂がある場合は、後日修理が必要になる場合があります。
②擁壁の所有者とのトラブル
敷地と敷地の境界に擁壁が形成されることが多くあり、近隣とのトラブルが発生しやすいので注意が必要です。一般的に、隣の敷地と比較して、高さの高い側にある敷地の所有者が擁壁を設置する責任があります。 ただし、状況によっては所有者間で、負担が均等に分散される場合があります。
③適格擁壁か調べる
購入する物件に擁壁がある場合、不動産業者や管轄する行政に適格擁壁かどうか確認する必要があります。不適格擁壁だった場合、 既存の擁壁を取り壊して新しい擁壁を建設する必要があります。

擁壁がある物件を購入する際の
注意すべきポイントは以上となります。
目視で確認しよう
①表面をチェック
最初に擁壁表面の劣化状況を確認します。ひび割れの跡や亀裂を目視で確認しましょう。擁壁に大きな亀裂や傾斜している場合、既存の擁壁を取り壊して、新しい擁壁を作成する必要があります。
②材質と構造をチェック
現在の擁壁は、人工的なブロックなどが使用される事が多く、コンクリートを積み重ねてできた十分な強度の擁壁のみが認められており、古い家を買うときは特に注意が必要です。
2mを超える擁壁の場合、管轄の役所で建築物確認・検査証明書を取得して確認することができます。
③水抜き穴のチェック
擁壁には、壁面積3㎡につき1個以上、水を抜く為の穴(内径7.5cm以上の排水用の穴)が必要です。 十分な水穴があることを確認しましょう。

パッと見では大丈夫そう?
苔が一面にある擁壁では、実際のところ亀裂やひび割れなど確認できないね
水抜き穴もあるが、機能しているかは雨が降らないとね・・・
1件目の物件は、結果的に購入を断念しました。物件的には素晴らしかった。
擁壁無かったら、絶対買っていたな~(笑)
クラック

クラックは、写真で見ておわかりのようにひび割れを指します。クラックは「ヘアークラック」と「構造クラック」の2種類があるというのを、頭に留めておけば充分だと思います。
次に、問題のある亀裂(クラック)の判断基準は「日本住宅性能評価基準」というものがあります。
その基準によると・・・
- 幅が0.5㎜以上のもの
- その他の著しいひび割れまたは深さが20㎜以上のもの
- その他の著しい欠損
とあります。

つまり0.5㎜芯のシャーペンの芯がひび割れに入ると
「ヘアークラック」であろうが「構造クラック」であろうがヤバイって事だね(笑)
今回、内見させて頂いた物件の中で、クラックが原因で購入を見送った物件はありませんでした。
玄関周り


ツッチーは玄関周りは
需要ポイントに入れています!
皆さんはどうですか?
ツッチーは、人が往来するだけでなく、引越で物を運ぶ際の事もふまえて重要視しています。家財道具を載せた車が、極力玄関近くまで来れるのか?とかを見ています。
車が近づけない物件とかがありますが、果たして荷物とか無事、運べるのか凄く気になります(笑)
裸一貫で引越するなら全然、問題無いのかもしれませんね。
ブレーカー

4件の物件を今回、内見させて頂いて不思議な物件が2件ありました。
- 電化製品が残置物にあるのに、ブレーカーが無い
- 冷蔵庫にテレビ、洗濯機、エアコンとか普通にあるのに、15Aのブレーカーしかない物件

エッ?電化製品あるのに、ブレーカー、見当たらないじゃん(笑)
ここで、懐中電灯が役立ちます!本当にありますからね、電気が点かないとか・・・
ブレーカーが無い物件には正直、一緒に同行したスタッフさんも困惑してました。
15Aの物件も、家主さんに確認したが15Aしかないと返答がありました。
こうなると正直、もうわかりませんね(笑)
これら2件の物件は、購入は見送りました。
ツッチーの理想どおりの移住生活が過ごせる環境(家庭菜園も、鶏も飼える)だったのに、残念だ・・・。

一人で生活する場合、30A程度
二人で生活する場合、50A程度が理想だそうです
湿度

物件を購入する際、湿気もチェックしておきたい。湿気が原因となり、カビが発生する場所は容易に想定できるので、そのあたりも見落とさず確認しておきたい。
湿気がたまりやすい場所
- お風呂場や洗面所などの水回りをチェック
- 押し入れなどの収納も、開閉しチェック
- 窓の周辺も結露からカビが発生しやすいのでチェック

カビが発生しやすい場所だけでも
湿度をチェックしておいた方が良いかもしれません。
ここで、湿度計を使います♪
部屋の快適と感じる湿度の目安は40〜60%です。
湿度が40%未満になると、皮膚の乾燥やドライアイ、喉の乾燥を感じるようになるだけでなく、インフルエンザウイルスなどの活動も活発化します。
逆に、60%を超えるとカビやダニが発生します。

湿度に関しては
換気や除湿器、除湿剤を使う事で防げることもあるので
もの凄く過敏にならなくても大丈夫です。
天井

天井に雨漏り跡が無いか確認する必要があります。
理想は屋根裏に潜り込んで、懐中電灯で照らして隈なく見るのが良いのだろうが、なかなか出来ない。雨漏りが無くても「イタチ」や「ハクビシン」などの動物が建物内に侵入し、巣を作り、糞尿を行った影響で、雨漏りに似た跡がある場合もある。
結果的に雨漏り跡らしき形跡のある物件が1件がありました。
空き家バンクの情報では、その件には触れられていませんでしたので、雨漏りが有る無しの文言が無くてもしっかり確認する必要があります。
床と畳

床や畳の場合は、歩いてみて違和感を感じたら劣化状況を確認します。
歩いた時に、凹みを感じたりした場合や傾きを感じた場合は、修繕にお金がかかる可能性があります。傾きを感じた場合、ビー玉を転がすのも良いですが、スマホの無料アプリで水平器もあるので、そちらを利用すると良いですね。

「畳を交換すれば・・・」程度の問題であれば
気にする必要ないでしょう。
まとめ

ネットで事前に調べて、内見に参加しています(笑)
内見って宝探しの様でワクワクします♪
ツッチーは、内見も行いますが、購入前の別日に、ホームインスペクションを行う事を決めています。
ホームインスペクションとは人間でいう人間ドックのような物で、だいたい費用は10万円前後で行うことができます。ホームインスペクションを行う事で、修繕がどの程度かかるか算出する事ができます。
修繕費用と購入費用の合算した金額が、予算内なら購入すると決めています。
そんなにお金が無いよという方に朗報があります!
萩市の場合、萩暮らし応援事業補助金制度があり、補助対象者は以下の様に定められています。
補助対象者
- 萩市空き家情報バンク制度の登録物件を自らの居住用として購入または賃貸した者
- UJIターン世帯であって、18歳以下の子どもを有する世帯主、または年齢が55歳以下の世帯主
- 購入または賃借した空き家の所有者等が入居者の3親等内の親族でない者
- 萩市に5年以上定住する意思のある者
- 税金の滞納がない者
※他にも要件がございます。事前にご確認ください。

もちろん、萩暮らし応援事業補助金制度を利用する予定でいます。
そのあたりも記事にしますので、閲覧してね(笑)
詳細は下記のリンクに貼っておきます
ではでは、最後に先日のブログ記事
「スーパーはぎ号に乗り、空き家バンクの内見へ【山口県萩市】」でスーパーはぎ号に乗った感想や、空き家バンク内見の前日1泊したプチホテル「クランベール」を記事にしています。気になる方は下記にリンク貼ってますので閲覧宜しくお願いします♪
最後まで閲覧、ありがとうございます♪
- 出典:建築基準法第19条第4項に基づく擁壁にかかる安全上必要な技術的基準について
- 出典:国土交通省 日本住宅性能評価基準